園長の野良日記  2006年 6月

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園長は日記を綴るけど、とぎれ途切れ。

      
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野良日誌/番外編 1の段 椙本さんへ
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2006年6月15日(木)
雨、嵐、、梅雨の雨にしては荒いかぜだ。晴耕雨読

イチゴはとっくにカラスのごちそうになった。
雨だなんて云うからしばしも休まず鍬打つ響き。いえいえトラクターでドドッドって地ならしして、道糸ぴゅーって引いて。
植えましたがね、ナスビ。35本×7列、250本ですか。水ナス2列、米なす2列、千両3列。

キュウリもね、モロッコもね。

そんなんで今日は、雨読。


これね、ニンジンの花。セリ科、そのまま。綺麗でしょ、お正月、御節に欠かせない日本ニンジン本紅金時ニンジン。雪の下で掘れず、越冬。しゃくだから花でも愛でようと、トラクターフィギアして残したのよ。


いつものように伊吹山

2006年6月11日(日)
深夜だから書ける

南三条

地下鉄の海へ流れ込む人の流れに身をまかせ
今日も流れゆく流れ行く心のぬけがら
互いに誰もがまるで人のいない砂漠をゆくように
うまくすり抜けてすり抜けて触れあわず流れゆく

  突然袖ひかれ見れば
  息をきらしている笑顔
  なんてなつかしい、と汗かいて
  忘れたい忘れられないあの日の女
  南三条泣きながら走った
  胸の中であの雨はやまない
  南三条よみがえる夏の日
  あの街並みはあとかたもないのに
  流れてゆく人の流れ何ひとつも知らなくて
  ただ二人は親しそうに見えるだろう

会いたかったわ会いたかったわと無邪気はあの日のまま
会いたくなんかなかったわ私は急ぐふり
どこまでゆくのと
背中で眠る赤子を揺すりあげながら
私ふけたでしょうあなたより年上みたいねと

  なにも気づいてないのね
  今もあの日と同じね
  もしもあなたなんか来なければ
  今もまだ私たち続いたのに
  南三条泣きながら走った
  胸の中であの雨はやまない
  南三条よみがえる夏の日
  あの街並はあとかたもないのに
  ほんとは違うわかっているの私と切れて後のことだと
  でも憎まずにはいられなかったの

この人なのよと呼び寄せた男に心当たりはなく
そんなはずはないあの人と幸せになったはず
戸惑う私に気づいて教える屈託のない声で
あなたの知ってるあの人とは間もなく切れたわと

  そんなこと知らなかった
  彼といると思ってた
  ずっと憎んで来た無駄な日々を返してと
  何を責めればいいの
  南三条泣きながら走った
  胸の中であの雨はやまない
  南三条よみがえる夏の日
  あの街並みはあとかたもないのに
  許せないのは許せなかったのは
  あの日あいつを惚れさせるさえ

           できなかった自分のことだった
 

 中島みゆき 「歌でしか言えない」から

呉 智英がライナーノーツで取り上げている。呉が書くんかよとどの辺の知性がぶつかったのだろうか。
昔からの知り合いなのだろうか、仕掛け人のセンスか。


分厚いバックミュージシャン、でも音が分厚いんで人数やミックスエフェクトではない。
吟遊うために、言葉の足し算、引き算のうまい人だとつくずく思う。


聴こえてくるのは、南三条、できなかった、(知らなくていいことを知った涙を許せなかった)。
2006年6月9日(金)
いつななったら6月なんじゃ。今日からです

まったく油断も隙も無い。天網恢恢疎にして漏らさずと申しますが、天からの一雨毎に、ドドドddと草が伸びます、繁ります。
その合間をぬって野菜が育てばいいんですがね。ジャガイモさんは草に埋もれました。
ポットに上げてくれ、地べたに植えてくれと、みなさんが騒いでいます。

今年もどうなることやら、あわただしく夏がはじまりました。
となりの畑は、みんな植えてもらってすくすく元気、育ってます。いいんだ、これでいいのだ。私は、私。

梅雨に入ったようだし、さあ夏仕事、スタート。




ローズゼラニューム

アオイ科

HERB 葉がローズの香り。クッキーに練りこんだり、色々。

雪の積もる、強い霜の降りる地方は、家の中へ。

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